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PAが使うサウンドチェックのリファレンス曲|定番曲と選び方を紹介


こんにちは。エンジニアの梅木です。


このブログは、音の事にちょっとだけ人より詳しくなって、音楽をより楽しんでもらう事をコンセプトにつらつらと記事を書いています。寄り道多めですがそれも楽しんで頂ければ幸いです。


音響さんがサウンドチェックで使うリファレンス曲を紹介します。


リファレンス曲というのは、スピーカーの音を確認するときに使う基準となる曲のことです。初めて入る会場や、セッティングが終わった後に「このスピーカーちゃんといい音出てるかな」と確認するときに、自分がよく知っている曲を流して耳で確認します。

ものさしみたいなものです。自分の耳が基準になるので、よく聴き込んでいる曲でないと意味がありません。


僕がメインで使っているのはBasiaの『Drunk On Love』という曲です。音源自体がめちゃくちゃ音がいいかというと、正直そんなことはないなとずっと思っているのですが、いろんな音域をチェックしやすくて重宝しています。低音が多いなとか、ちょっとこもってるなとか、普段ならこう聞こえるはずというのが自分的にはすごくわかりやすく自分にハマった曲という感じです。

Basiaの『Drunk On Love』
Basia『Drunk On Love』

ここからは定番をいくつか紹介します。

Jennifer Warnesの『The Hunter』はボーカルとストリングスがとても綺麗に聞こえる曲です。個人的にはキックの質感とスネアのリバーブが素敵で、スネアのリバーブが途中から左だけにパーンとなるのも面白いです。ボーカルの抜け感を確認するのにも使いやすい一曲です。

Jennifer Warnesの『The Hunter』
Jennifer Warnes『The Hunter』

Donald Fagenの『I.G.Y.』は一昔前は本当にこればかりでした。最近の曲とは少し感じが離れすぎているということもあって使われなくなってきていますが、総合力が高い曲なので自分にハマっているなら全然問題ないと思います。


Donald Fagenの『I.G.Y.』
Donald Fagen『I.G.Y.』

TOTOの『I Will Remember』はイントロのドラムだけをループさせて使う人がいるくらい、ドラムの音を聴くための音源という使われ方をすることが多いです。この曲が気持ちよく聞こえないなら中低音を削りすぎているか足りないか、という判断ができます。ドラムのチェックには非常に優秀な一曲です。


TOTOの『I Will Remember』
TOTO『I Will Remember』


リファレンス曲は人によって全然違います。ジャズを使う人もいればJ-POPを使う人もいて、これじゃないと絶対ダメという決まりはありません。要は自分が一番聴き慣れていて信頼できる曲を使えばいいです。


個人的に気持ちよく聴けるからという理由だけでプレイリストに入れている曲も紹介しておきます。

・Charlie Puth『I Don't Think That I Like Her』

・CADMIUM『Feel It Too』

・Dua Lipa『Don't Start Now』

・Billy Raffoul『Acoustic』


リファレンスというよりも純粋に聴いていて気持ちいい曲たちです。こういう曲が混ざっていてもいいと思っています。


もし自分のリファレンス曲がまだないという方は、今日紹介した曲をひとつ聴いてみてください。いろんなスピーカーで繰り返し聴いているうちに、自然と自分のものさしになっていきます。


PAに限らず、音のことなら何でもご相談ください。

「こういう用途で録りたい」「この規模の現場で不安がある」など、ざっくりした段階でも大丈夫です。お問い合わせお待ちしています。

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